ボランティアさんに来て頂くということ

「くまさん」に限らず多くの福祉施設では「ボランティア」を受け入れています。

 「くまさん」では折にふれ遠足時に立教大学YMCAの学生さんにボランティアに来ていただいていることをブログに紹介していますが、立教大学の学生さんには遠足時以外の通常の時にも週1日程度誰かしらに来ていただいています。

 当たり前ですが、ボランティアさんを「無償の労働力」として活用しようという考えはありません。ではなぜボランティアを受け入れるかと言うとこれは「障害児(者)」のことを広く知ってもらい、世の中のバリアフリーにつながればいいなと考えているからです。

 実は来ていただいている立教大学の学生さんに「福祉学部」の学生さんは一人もおりません(キャンパスが違う関係で集まれないようです)。お一人教師を目指している学生さんがいらっしゃいますが、将来は公務員や民間企業への就職を目指している方達です。そうするとなかなか障害児(者)と関わる機会もありません。

 おこがましいかもしれませんが、「くまさん」に来ていただき、「くまさん」の子ども達と触れ合うことで、すこしでも「障害児(者)」のことを理解してもらい、今後の人生の中で「障害児(者)」と関わる機会があった時に「くまさん」での経験が役に立てばいいなと考えています。

(写真は昨年夏の遠足のとき)

 

練馬区放課後等デイサービス くまさん (森)